8月 03 2017

Q&A  配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し

平成29年度税制改正により、源泉所得税関係について配偶者控除及び配偶者特別控除の見直しが行われました。

 

Q1.配偶者控除の改正点について教えてください。

A1.配偶者控除について、配偶者の年収制限を現行の103万円から150万円に引き上げる一方で、居住者の合計所得金額が1,000万円以下とする所得制限が設けられました。

また、居住者の合計所得金額が①900万円以下の場合には38万円(老人控除配偶者48万円)、②900万円超950万円以下の場合には26万円(老人控除配偶者32万円)、③950万円超1,000万円以下の場合には13万円(老人控除配偶者16万円)と、3段階の控除額が設定されました。

 

Q2.配偶者特別控除の改正点について教えてください。

A2.配偶者特別控除について、配偶者の合計所得金額が現行の38万円超76万円未満から38万円超123万円以下に改正されました。

また、配偶者控除と同様に居住者の合計所得金額に応じて、配偶者の合計所得金額により、表のとおり9段階の配偶者特別控除額が設定されました。

配偶者の合計所得金額 配偶者特別控除① 配偶者特別控除② 配偶者特別控除③
38万円超85万円以下 38万円 26万円 13万円
85万円超90万円以下 36万円 24万円 12万円
90万円超95万円以下 31万円 21万円 11万円
95万円超100万円以下 26万円 18万円 9万円
100万円超105万円以下 21万円 14万円 7万円
105万円超110万円以下 16万円 11万円 6万円
110万円超115万円以下 11万円 8万円 4万円
115万円超120万円以下 6万円 4万円 2万円
120万円超123万円以下 3万円 2万円 1万円

 

Q3.改正はいつから適用されますか。

A3.平成30年分以後の所得税について適用されます。

 

【税理士 宮田文香】

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