贈与税について

2010年7月7日

Q.私はこの春大学を卒業して就職しました。在学中は一人暮らしをしていて、親から毎月の仕送りと学費の支払いをしてもらっていました。その金額は一年間に150万円くらいでした。贈与税の申告はしていませんが、問題はありませんか。

A.扶養義務者である親からもらったお金のうち、通常の日常生活に必要な金額の生活費や、学費や教材費などの教育費に充てるためのものについては、贈与税が課税されないことになっています。

Q.通勤のための自動車を買いたいのですが、そのお金を親からもらった場合は贈与税が課税されますか。

A.自動車は通常の日常生活に必要とはいえませんので、その購入のためにもらうお金が110万円を超える場合には、贈与税が課税されます。

Q.自動車の購入のために150万円をもらった場合は、贈与税はいくらになりますか。

A.この場合、150万円全額が贈与税の課税の対象となるわけではありません。150万円から基礎控除額110万円を差し引いた40万円が課税の対象となります。この金額に税率を掛けます。このケースでは課税の対象となる金額が200万円以下なので、税率は10%で、税額は4万円となります。

Q.親からお金を借りた場合は、贈与ではないので贈与税は課税されませんか。

A.借りたお金はもらったわけではありませんが、親子間の場合、返済条件があいまいで、「ある時払いの催促なし」ということが多いようです。このような場合には、贈与とみなされることがあります。くわしくはお近くの税理士にご相談ください。

(税理士 倉智子)

岐阜新聞

Posted by meizei